変革への抵抗・ファーストペンギン!

水曜日のドラマ「ファーストペンギン!」を見ていて、これは組織変革のストーリーだと感じました。
組織変革には様々な抵抗があります。

1.行き過ぎたコスト重視
2.メリットに関する認識不足
3.調整と協力の欠如
4.不確実性の回避
5.喪失への不安
(※)
必要が無いとか、変革への不安、変革のために必要なハード・ソフトを含めた調整が雑、のようなことが、変革の抵抗になります。

これらへの対応として
1.変革の真の必要性を明らかにする
2.必要性を満たすアイディアを出す
3.トップマネジメントの支持を取りつける
4.漸進的な実行に向けて変革を計画する
5.変革への抵抗を克服するための計画を立てる
6.変革チームの創設
7.アイディアの先導者の育成
(※)
目的を明確にし、トップを含めた変革への意欲を引き出し、それらをしっかりと話し合うことが重要で、このことを含めた計画が必要ということです。
また、最も有効な武器として、アイディアの先導者がいること。
最終手段としては、人事権や懲罰を武器に「強制・強要」も取り得ますが、一歩間違えると抵抗を強める可能性が高いです。

このドラマは、・組織変革・イノベーション・マーケティング・ポリティクスなど、いろいろなネタを提供してくれそうで、期待しています。

(※参考「組織の経営学」リチャード.L.ダフト)

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